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【 錦市場 三条会 上七軒 北野天満宮 レンタサイクルの旅 】

■■ 2006年12月編 2日目 前半 ■■


2006年12月31日
AM6:30 京都駅の手前

カランコロンという音楽と共に、京都駅到着のアナウンスが流れる。

もうすぐ京都駅に到着する。
多少狭くても、やはり平らなところで横になって、足を伸ばして寝られるのは、とてもいい。

車窓より 
外に目をやると、そろそろ空が白み始めている

京都駅 京都駅
AM6:42 京都駅に到着。 利用客がポツリポツリと、みな眠そうな目を擦りながら降りてくる。 しかし、
外に出た途端、刺すように吹き付ける冷たい風に、一気に目が覚める。

寝台急行 銀河 寝台急行 銀河
暖かく心地よかった「銀河」とは、ここでお別れ。 終点の大阪に向かって出発する姿をお見送り。

京都駅 
電車が行った後のホーム。 なんだか物寂しい気持ちになり、一層寒さがしみる・・・鼻の頭が冷たい。

ポルタ地下街 地下鉄駅
人影少ない駅構内から地下街のポルタを通り、地下鉄の駅の通路を、さらに歩いて京都タワーに入る。

タワー浴場 タワー浴場
実は、京都タワーの地下に、「タワー浴場」という銭湯があり、朝の7時から利用できるのだ。

銀河を利用するときには、駅を出て、まっすぐ、ここに歩いて来ると、ちょうど一番風呂に入れる。 (^^♪

タワー浴場 タワー浴場
昨日、職場からそのまま駅に向かって、深夜列車で一夜を明かした汗を、ここの
朝風呂が、きれいに流してくれる。

タワー浴場 タワー浴場
我々と同じように、朝一番で京都に到着したらしき観光客も、何人か来ている。
ロッカーに入りきらない大きな荷物は、フロントで預かってくれるので大丈夫。

7時を少し過ぎたばかりなのに、すでに浴室には20人ほども入浴している。
前回来た時も、同じように混んでいた。

同じ建物の中にあるタワーホテルの利用者が多いのかな?と思われるが、
いずれにせよ、ここ、朝7時の「タワー浴場」は、大賑わいなのである。 


この風呂、実は帰る前にも、よく利用する。

帰りの新幹線に乗る前に、ここでひと風呂浴びて
近くの居酒屋「酔心」で、一杯やるか、もしくは、
駅に入っている伊勢丹で、「六盛の丸弁当」とビールを買って、新幹線の中で一杯やると、
新幹線で、グッスリ眠れて、
あっという間に東京に着くのだ。

AM8:30
「タワー浴場」を後に、駅のロータリーに戻る頃には、
たくさんの人と車が行き交う、いつもの朝の京都駅の姿に戻っている。

河原町三条に移動し、いつもお世話になっている常宿のホテルユニゾ(旧サンホテル京都)に寄る。
チェックインまでは、まだ時間があるのだが、お願いして、とりあえず荷物を預かってもらう。

カメラとガイド本を持って、いざ出発。

六曜社  
まずは、すぐ近くにある六曜社という喫茶店に、朝ごはんを食べに入る。

15年以上も前だろうか、初めてここに来て以来、
ファーストフードや牛丼チェーンの朝食セットではなく、
「喫茶店のモーニングセット」が食べたくなった時に来るお店。

六曜社でモーニング 六曜社でモーニング
ネット上では、美味しいコーヒーが飲める店として、コーヒー好きの人たちから、
かなり慕われており、人気があるようなのだが、、、

普段コーヒーを飲まない自分にとっては、
単に、「昭和の喫茶店」という雰囲気を求めて来るお店なので、
コーヒーファンの書き込みを読むと、なんだか動機が不純な気がして、
入るのに、やや気が引ける。 ^^;

1階と地下とで、お店が分かれていて、コーヒーの入れ方、メニュー、営業時間など、
まったく違う別のお店として、営業している。


AM9:15
モーニングセットを食べ終わり、
大丸デパートの裏手にある 「サイクルショップ・タナカ」に、自転車を借りに行く。

三条通商店街  寺町通り商店街
河原町通りから、三条通りのアーケードに入る。 大晦日の朝だけに、
人通りがまったく無く、お店も閉まっている。

100メートルほど歩くと新京極と寺町通りに、ぶつかるのだが、
新京極も、寺町通り(京都市役所方面)にも、人の姿は見えない。

ところが、四条通り方面に下ろうと寺町通りを、左に曲がった途端、突如、大行列に遭遇する。

三嶋亭 三嶋亭の行列
すき焼き用の肉を買うために、「三嶋亭」という、老舗のすき焼き店に並ぶ人の列で、
毎年、大晦日の恒例の行事となっている。

この日も、朝の9:20の時点で、ご覧の通り、長~い列が出来ている。


東京人の我々には、分からない事だが、
京都の人は大晦日に、年越しソバならぬ、「年越しすき焼き」を食べる家が多いそうだ。

そこで、京都では、大晦日に肉屋の前に、お肉を買うための行列が出来るのだそう。

さすが三嶋亭の本店と、思わせる行列だが、高島屋の食品街にある支店は、
地下街の通路の狭さもあって、さらに凄い事になるらしい。

寺町通り 新京極
三嶋亭の行列を過ぎると、また、寺町通りはガランとした静けさに戻る。
新京極につながる広場にも、ほとんど人の姿がない。

広場の向こうに、誓願寺の入り口が見えているが、「除夜の鐘」という文字が見える。
アーケードの静けさと、冷たく吹き付ける風と共に、年の瀬を感じる光景。


錦天満宮
AM9:30 錦小路にぶつかる。 左を見れば、新京極の通りに面した、錦天満宮が見える。
手前にあるのが有名な、 両脇の建物に、突き刺さっている鳥居

錦天満宮は、繁華街の中に位置し、学問の神様「菅原道真」を祀っていることもあって、
合格祈願などに、訪れる人が非常に多い神社。

境内は、とても小さいのだが、明るく華やかな雰囲気で、
きれいな湧き水が出ていたり、みんなに撫でられて頭がツルツルになった牛の像があったりして、
とてもお気に入りの神社。

ここには、また夜に来ることとして、今は、錦市場の出口にある
サイクルショップ・タナカに向かう。

錦小路 ← 寺町通りから錦小路に入る。

錦小路の通りに沿って、小さなお店がひしめき合っているここが、京都の台所と云われる「錦市場」。
周辺の静けさと、うって変わって、ここは大晦日の朝でも、大変な賑わい。

錦小路  錦小路
お正月用の食材を買い求めに来る、人。人。人。 活気があるうえに、
食材だけでなく、様々な物が売られているので、見て歩くだけでも楽しい。


たくさんのお店がある中で、この時期、特に人気があるのが、「だし巻玉子」を売るお店。

三木鶏卵
ガイドブックなどでも紹介されている有名店 「三木鶏卵」の前は、
人が多すぎてすれ違えないほど。 店員さんの人数もハンパではない。
店の中で、大勢の職人さんが、何人も並んで、黙々と、だし巻玉子を作っている。

だし巻玉子と言えば、もう一軒、「田中鶏卵」も有名店。

田中鶏卵  田中鶏卵の行列
二つのお店は、比較的近くにあるので、狭い錦小路の中に、待ち行列が出来てしまうと、
人が通れなくなってしまう。 したがって右の写真のように、
隣接する別の道路に行列をつくる事になる。

写真は田中鶏卵の列だが、何年か前に自分たちも、あの中に居た覚えがある。 ^^; 

錦小路 錦小路
錦市場といえば、やはり、京野菜のお店、魚屋、豆腐屋、そして漬物屋といったところに、興味を引かれる。

東京では、見たこともないような物が売られていたり、
見慣れた食材でも、東京とはまったく違った加工がなされていたりとか、
そんな物を見つけ出す楽しみがある。

錦小路  錦小路
あと、錦市場に限った事ではないのだが、京都の商店街の中には、必ず一軒は、
お餅の専門店がある。 これがおもしろい。

東京には、お餅の専門店が無いからだ。 (少なくとも自分は見たことが無い)


ここにもお餅を売るお店が、あるのだが、
変ったところでは、
客の目の前で、杵と臼で餅をついて、出来たてのお餅を
食べさせてくれる「錦もちづき屋」というお茶屋さんがある。

初めて入った時に、一緒に居た友人が、つきたてのお餅を食べながら、
このスタイル、「東京でやったら流行るんじゃないの?
と、言っていたが、たしかに、
巣鴨の地蔵通り商店街でやったら、大ヒット間違いなしだと思う。

錦小路  錦小路  西利
とある魚屋の店先には、初めて見る串刺しの「マグロのカルパッチョ」(笑)
しかも、ご丁寧にローマ字で、「Itarian-sashimi-TUNA」って書いてある。 (^.^) 

ビネガーとプロバンスの塩にレモンをかけて・・・・たしかに美味しそう。 しかも一本150円。安い!
(夕方だったら、ぜったい買ってた。)

デパ地下好きの人間には、夢のような空間「錦市場」。 
お店の人の威勢の良い声と、大勢の人の熱気の中で、もみくちゃにされながら、
そろそろ、頭がクラクラしてきた頃、市場の出口に到着。

これにて市場見学は終了。
場所は、大丸デパートの裏手近く。


大きな地図で見る

目指す「サイクルショップ・タナカ」は、ここにある。

サイクルショップ・タナカ ← 普通の自転車屋なのだが、レンタサイクルも用意してある。

もう何度も利用させてもらっている、この自転車屋さん。
実は、正月の間、お店は休みになるのだが、
自宅も兼ねているので、電話してから来れば、お店が閉まっていても対応してくれる。

このところ、
京都を訪れるたびに、ここで自転車を借りているのだが、
いつも、返す日をハッキリとは決めずに
3日間ぐらい自転車を借りっ放しにさせてもらっている。


AM10:00
自転車を借りて出発。四条大宮方面に向う。

目の前に大丸デパートがあるのだが、
入り口には、開店待ちの長い列ができている。

大丸の行列   ← 大丸デパート、地下食品街の入り口。

大丸地下には、タナカサイクルの奥さんも時々行かれるという(ご主人の情報) 
三嶋亭大丸店があり、ここでしか食べられないという安くて、超お得な「すき焼定食」が、
食べられるとのこと。
上の写真はちょうど、開店した瞬間だが、この行列の向かう先に、
三嶋亭の精肉コーナーがある事は容易に想像できる。

町並み 
京都は、きれいに縦横に道が走っているので、方向感覚さえ間違えなければ、
迷いにくく、とても走りやすい。

バスが走るような大きな道は、ビルが建ち並び、車も多いので、できるだけ、
車や歩行者が少なそうな道を、選びながら自転車を走らせる。

こういう道を走るほうが、京都らしい「まち並み」に出会える機会が多い。 

町並み  町並み 
烏丸通りを渡り、綾小路を西へと進む。

鳥居 レトロな住所表示
最初に目指すは、ヨメの希望で、四条堀川交差点の近くにある「京都 掛札」という風呂敷屋。

住宅街の中にポツンと一軒だけあるお店は、すぐに見つけるものの、あいにく
お正月休みに入ってしまっていた。
最終日、帰る直前に、もう一度来てみることにして、お店を後にする。


弁当屋  ← 近くあった激安お弁当屋。 「元気や」四条大宮店。

四条通りに出ると、大きな「250円」の看板を発見。近づいてみると弁当屋。
店の外から、中をを覗き込んでみると、
たくさんの種類の弁当が、本当に250円という激安価格で売られている。

寒くなければ、買ってみて、
鴨川の土手ででも食べてみたいところ。


自転車は北野天満宮を目指して走っている。
明日(1/1)になると初詣の客で、
大混雑になるので、今日のうちに行ってしまおうという考え。

三条通り商店街  三条通り商店街
AM10:25 堀川通りを北向きに少し走ると、長い長いアーケードのかかる商店街の入り口がある。
三条通りに沿って、ここから千本通りまでの約800mの間に、
200軒以上のお店が並ぶ「三条会商店街」。

錦市場のような華やかさはなく、やや地味で地元のための商店街といった感じだが、
道が広く、すいているので、自転車で走りやすい。

アーケードの中に並ぶお店を眺めながら、ゆっくりと自転車を進める。

三条通り商店街 ちりがみ
途中、レトロな雰囲気の紙屋さんを発見。 紙専門の小売店というのは、東京ではお目にかかったことがない。
店先には、最近ほどんど、お見かけしなくなった「ちり紙」が山積みに。

懐かしくて、思わず近づいて見てみる。
子供の頃の、汲み取り式の便所(トイレとは言わない)を思い出す。

三条通り商店街 
この商店街の肉屋にも、大晦日恒例の行列ができていた。


商店街を抜けると、交通量の多い、千本通りにぶつかる。

 二条駅  ← 目を引くデザインの「二条駅」
右に曲がると、
すぐに近代的なデザインの「JRの二条駅」が見える。
ホームの上にかかる屋根が、船をひっくり返したような形で印象的。 




大きな地図で見る

石碑  ← 「此付近平安京大内裏朱雀門跡」と書かれた石碑

AM10:40 千本通りを、二条駅からさらに200mほど北に進むと、通り沿いに、ポツンと
平安京大内裏(だいだいり)の朱雀門(すざくもん)が、この辺にあった事を示す石碑がある。

大内裏とは、「天皇の住居とその周囲の官庁一帯」のことを言い、
朱雀門とは、「大内裏の南側の中心に位置する門」。つまり大内裏の正門のことを言う。

わかりやすく考えると、
平安京の中心であった王宮の正門が、この辺りにありました。」 という事で。 
さらには、
王宮の正門(朱雀門)から、平安京の正門(羅城門)までは、
幅80メートルを超えるメインストリートの朱雀大路が伸びていたので、
当時、この辺が、まさに平安京の中心地だった事を、想像させてくれる。


ちなみに、
映画や小説で有名になった羅城門の跡地は、 京都駅よりも北側、
東寺から200メートルほど西に行ったところにある。
ただ、
「なぜ、こんなに目立たない場所に?」と、おもわず笑ってしまうような
小さな公園の中に、ポツンと石碑だけが立っているのである。


町並み  車ではとても入れない小路も、自転車ならドンドン走って行ける。


AM11:15
千本通りをさらに上り(北に進み)、上七軒に到着。

この辺りは、
北野天満宮」はじめ、おかめの逸話で有名な「千本釈迦堂」、
ガイドブックであまり紹介されていないが、実は見応えアリの「平野神社」、
体の悪い人が通う、独特の雰囲気を持つ「釘抜き地蔵」、
閻魔大王を祀る、ちょっと変わった「千本えんま堂」、
小さいけれど、名前にインパクトのある「大将軍八神社」など、
ユニークな見所が多いエリアで、
とても気に入っている。

お菓子では、「やきもち」が有名な「天神堂」、
レトロな雰囲気で、美味しい「あわ餅」が食べられる超有名店「澤屋」、
食事では、豆腐の名店、「とようけ茶屋」や「藤野本店」、
ファーストフード店のような「TOFU CAFE FUJINO」、
「ぶぶづけ」の「近為」など、
それほどお金をかけなくても楽しめるお店が多い。 

 
上七軒は、京都に6つある花街のひとつで、もっとも歴史が古く、
現在も「芸舞妓」、「お茶屋」を見ることのできる数少ない地域だ。

上七軒  上七軒
むかしは、50軒もの「お茶屋」が並んだ時代もあったというが、現在は、数件のお茶屋が点在しているのみで、
ひっそりと静かな町になっている。、この時間、通りには人の姿がほどんど無い。 

右は、「お茶屋」と書かれた、小さいながらも重々しいプレートが掲げられている「お茶屋大まさ」の玄関。
すっきりとした造りだが、いかにも「一見さんお断り」といった雰囲気を漂わせていて、
存在感がある。

上七軒 上七軒 
京都らしいたたずまい老舗和菓子店「老松」の前には、上七軒の解説板が立っている。

上七軒  ← 上七軒歌舞練場の入り口

夏には、敷地内にあるカフェで、ビアガーデンもやる。という珍しい歌舞練場の入り口を過ぎると、
すぐに北野天満宮の裏手にぶつかるのだが、
この五差路に「北野天満宮のやきもち」で有名な、
「天神堂」という和菓子店がある。

通りがかった時に開いていれば、
必ず買って食べるお店。

薄皮の中にあんを入れて焼いただけの
なんていうことはない焼き饅頭なのだが、
ひとつ単位で売ってくれるので、
買いやすく、すぐ口にほおばれるのが良い。


お昼の時間なので、北野天満宮の前にある豆腐料理で有名な
とようけ茶屋」に行ってみるものの、
案の定、店の外に待ち行列ができており、
時間がかかりそうなので断念。
近くのすし屋で、ランチメニューを食す。

とようけ茶屋には、何度も来ているが、
いつも混んでいるので、一度も入れていない。 (^_^;)



 朱雀門跡から北野天満宮まで
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AM12:20 食事を済ませ、北野天満宮の中へ。

今出川通りに面して建つ大きな鳥居の脇に、自転車を置き、歩いて入る。

北野天満宮 
鳥居の手前から、参道の中まで、ビッシリと屋台が立ち並び、お店の人たちが初詣の客を迎える準備を進めている。

北野天満宮は、学問の神とされる「菅原道真」を祀る。
そのため、
合格の祈願に、学生や家族連れが多く訪れる神社。
境内の絵馬に書かれた文字を見ても、みな志望校への合格祈願を書いている。


平安時代の中期、
優秀な学者だった菅原道真は、朝廷の信頼を得て、
身分を越えた高い地位に登用され、政治にもその手腕を発揮した。
しかし、対立する貴族によって、無実の罪を着せられ、
太宰府に流され、その後亡くなったと言われる。

彼の死後、都には天変地異が多発し、
道真の失脚に関わった多くの人が、疫病や事故で、次々に亡くなった。

これを、菅原道真の「タタリ」と恐れた朝廷は、
道真の罪を許し、地位名誉を回復し、さらには、
北野天満宮を建てることによって、怒りを鎮めようとした。

というのが北野天満宮の始まりで、平安中期に建立されたのだが、
牛にまつわる逸話道真が梅が好きだった事から、
境内には、に関係するものが多く見られる。

うし  北野天満宮
歩きはじめるといきなり「牛」のお出迎え。  両側に屋台の並ぶ狭い参道。除夜の鐘と共に、ここに、
参拝客が殺到すると思うと、今夜から明日にかけては、ちょっと近寄りがたい。
(当然一方通行なのだが・・にしても狭くないのだろうか?)

うし  北野天満宮  
また「牛」。 撫でながらお願いすると、自分の撫でた部分が良くなると言われているので、みんなに撫でられ
全身ピッカピカ! 特に頭は撫でられ過ぎて色が変わっている。

楼門と呼ばれる門には、「梅」の紋章が入った提灯が下がっている。
くぐると、いよいよ北野天満宮の境内に入る。屋台はここまで。

北野天満宮  うし
またまた「牛」。 何故かこの牛だけ、目が充血している。 (笑)

うし  北野天満宮
身を清めるための手水舎にも「牛」。 立派な石灯籠が並ぶ先には、三光門と呼ばれる美しい中門がある。

うし  うし
ここにも、そこにも、またまた「牛」。 みんなから、撫でられたり、合格祈願の前掛けをかけられたりと、
今夜は、きっと大忙しであろう。 (^_^)

北野天満宮  北野天満宮
三光門に掲げられた「天満宮」の文字は、江戸時代に、後西天皇が書いたものとのこと。

北野天満宮  北野天満宮
菅原道真が祀られている本殿を参拝。 初詣客用に、「出口」と大きく書かれた看板が設置してある。

ここに立つと、以前、友人と初詣に訪れた時の事を思い出す。

正月の一日か二日だったと思うのだが、初詣に来てはみたものの、
あまりの人の多さに、本殿の前まで並ぶのが面倒くさくなり、
かなり手前の所で、お参りを済ませて、さっさと帰ろうと、
みんなで、お賽銭を「えいっ」と投げたところ、
一人だけ届かず、最前列でお参りしている人の後頭部にぶつけていたことを思い出す。 (^。^)

右の写真は、歩いていると、ピカピカと、嫌がおうにも視線に入ってくる、
本殿の側面にぶら下がっている大きな、金色の釣り灯籠。


北野天満宮  北野天満宮 
本殿をぐるりと一周するように、裏の方まで歩いて行くと、天満宮の西側に流れる紙屋川の大きな土手に出る。
目立たないので、見落としがちなのだが、「御土居」という、りっぱな史蹟。

聞きなれない言葉でイメージし難いのだが、要するに
「御土居」とは、
これより中が、洛中(京都の市街)で、
外は洛外(郊外)なのだ。という事を表すために、
秀吉が作らせた土手であり、鴨川の洪水に備える堤防も兼ねていた。

簡単に言うと、町をぐるりと囲う、城壁みたいなもの。ということか。

パトロール中
10m以上もありそうな、川底との高低差を、上から見下ろすと、
建設当時は大変な工事であったに違いないと思う。

そんな大がかりな土手も、今では、
ほとんど残っていないらしく、
ここはとても貴重な場所であると思われるのだが、、、、

自分たち以外には、見学に訪れる人も、ほとんど見当たらず
地元のネコのパトロール姿だけが、
遠くに、見えているだけであった。。。。 (^_^;)

 

テーマ: 国内旅行 -  ジャンル: 旅行
by kunisan  at 16:09 |  京都編 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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