HOME

【 太陽光発電システムの飛び込み営業 最終回 (陸屋根の場合) 】

いろいろ調べているうちに、

ある太陽光発電の専門業者で、

きちんとした話をしてくれる営業マンに出会うことができ、

結論としては、自分で調べた内容がほぼ正しかった事と、

やはり、うちの陸屋根には、太陽光の導入は難しいという事が確認できた。



そして今回の件の中で、

自分が素朴に疑問に感じた事が、とても重要だった。という事が分かった。

要点としては以下に記すが、


まず前提として、

普通の住宅の陸屋根は、学校や病院と違って、屋上の床厚が足らないので、、

パネルを設置するための台(架台)を、

単にボルトを打ち込むだけでは不十分だという事。

メーカーの保証を得るためには、

架台を建物本体(骨組み)に直接接合する必要があるという事。

方法としてはシャープから聞いた二通りのやり方が、主に用いられている。

いずれの方法も、屋上のモルタル・コンクリートを削って骨組みをむき出しにしたり、

鉄骨で組上げた「ベース」といったものが必要だったりするので、

大がかりな工事が必要で、費用の面でも、建物に負担をかけるという面でも、多大な負担が生じる



次に、雨漏りの問題。

屋上に穴を開けたり、物を置いたりする事は、

ただでさえ雨漏りに弱い陸屋根に、さらなる負担をかけることになる。

また、

それだけの費用をかけたところで、

それはすべて設置のための費用であって

より効率の良いパネルや信頼性の高い機器を購入するための費用ではないので、

発電効率や、10年後、20年後の、メンテナンスや故障修理の事を考えると、

出費に対する効果が、どれほど見合っているのか疑問が残る。

太陽光パネルや装置を作ったり、廃棄するのにも多くのCO2が使われているハズで、

全家庭に、太陽光パネルを設置する事が、本当の意味で、環境に良いのであれば、

あと何年か待てば、太陽光パネルは、もっと進化を遂げるハズである。

価格や性能の改善は当たり前、

陸屋根専用のパネルが開発され、屋上の平らな面にそのまま置けば使える物が出てくれば、

風の影響を受けにくくなり、もっと簡単に設置できるようになる。



政府や企業が、既得利権よりも本気で環境問題を考える世の中になれば、

ほんの数年で、その辺りの道筋が見えてくるのではないだろうか。



結局、男性二人が帰ってから、

後日、再び連絡してきたのは、おばちゃん営業マンからだった。

あの日、ふたりの男性が言った追加の30万円の件だが、

本当はそれでも足りないのだが、いま工事を発注してもらえれば、

もう追加は要求しない。という話を始めたので、(相変わらずだな、このおばちゃん)

書面で追加費用と工事詳細をFAXして下さい下さい。と一掃。


ここで、

いろいろ調べた中で、もう1点だけ、納得できない点について聞いてみる。

(ここまでくると、おばちゃんがどんな返答をするのかが、楽しみになってきた)

「設置費用がプラスになると1kwあたり65万円が限度という

補助金の申請資格の範囲を越えてしまうのでは?」

おばちゃんからの答え、

「設置費用は補助金の申請額に含まれないので大丈夫です。」

「本当に?」と聞くと

「本当です。もう何件もやっているから大丈夫ですよ。」との返答。


あまりに自信満々に答えられたため、

自分が調べた内容が間違えだったかな?と思い、電話を切る。

「たしかに設置費用も含めなければならない」はず???

しかし、おばちゃんの言い方、今回に限ってはウソには聞こえなかった。


念の為、シャープにまた確認してみる。

それとなく遠回しな言い方をしながら確認を取ってみたところ、

担当者が怒りだした。

「設置費用を外して補助金の申請をする会社があるとしたら、

それはけしからん会社です。もしもシャープの工事認定を出している会社なら、

こちらから直接指導を入れるので、会社名を教えて下さい!」
という。


さらに、

こういった会社に頼んでしまっても、不正受給が発覚すると、

受け取った本人が補助金を返さなければならなくなる。

という話もしてくれた。



おばちゃんのいいかげんな話で、

きちんとしていそうな会社に迷惑がかかるのは、さすがに申し訳ないと思い、

勘違いかもしれないので確認を取ります。と言って、とりあえず電話を切った。



しかし、この件に限っては、おばちゃんの話し方。

とても、嘘を言っているようには聞こえなかったのだが。。。、

もしかすると、業界全体で、そのような「やり方」が横行していてるのか?

もしくは、特別な方法があって、別工事扱いして申請を通す方法があるのか?

いずれにせよ

おばちゃんが持ってきた申請書をきちんと見てみると、

契約内容・工事金額が補助対象に適しているか?といった内容について、

確認した事を証明するために、本人がサインをする項目が用意されている。

申請書は、業者任せにしないで、きちんと自分で目を通す必要がある。




後日、

最終的な工事内容と費用がかかれたものが会社から送られてきた。

書面にて受け取った追加費用は、結局50万円  ^_^; ほら、やっぱりね。


結果、

システム全体の見積もり額は、当初の話では、補助金を利用して

実質負担額がおよそ210万円だったのが、260万円にまで膨らんだ。


また、あの日、技術者として来てくれた二人のうち、

ワイシャツ姿の男性が、実は、社長だったという事も発覚。

受け取った名刺には、社長・代表といった記述もなく、自己紹介も無かったので・・・・

来てもらった日に、

「おばちゃんのせいで会社が悪く見られちゃいますよ。社長は何やってんでしょうね!」

などと言ってしまったような覚えが・・・ ^_^;





今回、いろいろ調べてみた結果

1.陸屋根への設置は、特別な工事が必要。簡単にお願いしてしまうと、
  あとで費用の面・雨漏りの面でトラブルが発生する。

2.設置費用がかかるので、キロワット当たりの設置費用が補助金利用範囲を
  越えてしまったため、補助金が使えなくなる事で、実質費用がさらに増えてしまう。
  当初の話で実負担額約210万だったのが、最終的に325万へアップ。

3.月々生じる差額15,000円が本当だとして11年で元が取れる。が18年に延びる。
  が、これも眉唾で、
  パワーコンディショナーは10数年後に、必ず交換が必要(20万円以上)、
  10年、15年後、メンテナンスや修理の費用がゼロとは到底考えられない。
  さらに
  25年から30年で建て替えてしまうと言われる日本の住宅では、
  新築時に導入する以外は、将来移設などのリスクも発生する。

4.シャープは10年保証。有償にしても15年までしか保証しない。

5.キッチン・浴室のオール電化の提案が無かったため、
  ガスと電気の併用になるので、CO2など環境問題への対応も、
  光熱費を徹底的に見なおすという面でも、どちらも中途半端な提案であった。




結論としては、太陽光の導入は、完全に諦める事に決定。

おばちゃんに伝えると、なぜかビックリしている。

「私の口からは、とても会社に言えない。」などと言っているので

「こちらの見込みが甘かったので、太陽光の導入はあきらめます。」と

丁寧なお断りの書面を会社宛にFAXして、正式にお断りした。




陸屋根の難しさを痛感しました。

今後、本当に太陽光システムが、本当にクリーンでエコな発電システムなら、

ここ数年で、どの家庭にも取り付けられるような工夫が、なされると思われるので、

それを待ちたいと思います。





後日、おばちゃんから電話が入る。

「太陽光システム入れなくなっても、屋上の防水工事はしていただけますでしょ?」

・・・・恐るべし、おばちゃん営業マン! (>_<)




後日談、

どうやら、このおばちゃん。その会社から居なくなったようです。




関連記事
テーマ: 太陽光発電のある暮らし -  ジャンル: ライフ
by kunisan  at 18:52 |  太陽光発電 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

kunisan

個人旅行が好きな
kunisanのページへ
ようこそ!

旅行の記録を
自分用に残しているHPです
なので
普通のブログのように
最新の書込み順には
表示しません

旅先で知り得た情報は
なるべく載せますので
お役に立てれば幸いです

カテゴリ
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: