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【 結局、太陽光発電システム導入 終わり 】

やって来た営業マンは、感じの良い普通のおじさんタイプ。

口が達者で一方的に話し倒すような、おばちゃん営業マンとは違い、

普通の話し方をする人で、とても実直そうに感じる。


以前の経緯を、父親が電話でどこまで話したのか分らないが、

とりあえず、こちらの情報は一切出さずに、

営業マンが持ってきたという提案を、黙って聞く事にした。


話のポイントとしては二つあった。

1.新しく陸屋根専用の設置台が出来ているのでそれを使う。
2.長州産業のパネルを使う。


ひとつ目は、今まで一番のネックとなっていた部分なので、

最も重要な点で、今回導入を決断するポイントとなる。

ふたつ目のメーカーについては、

初めて聞く名前だったが、最近の自動車、家電、パソコンなどを見る限り、

今やメーカー間の品質の差というものは、ほとんど無いと

思っているので、さほど重要ではない。


ほかに、普通の人なら最も関心のある、

いったい何年で元が取れるか?という計算の元となる、

導入した後の、電気代と売電の差額予想。といった説明もあるが、

これだけは、導入しないと、本当の事は分からないし、

出してきた数字に対して、保証しろ!とも言えないので、

営業マンの云う事を信じるしかなく、顧客側にとっては最も弱い点である。

また、

営業における、協力な武器のひとつの期限の問題。

迷っている顧客に対して「すぐに決めないと間に合いません。条件がもっと悪くなります」

というもの。

時(とき)は、まさに2月半ば、年度末という大きな期限が、直前に迫っていた。


期限内の3月31日までに稼働スタートできれば、

国の補助金・都の補助金(市の補助金はすでに終了)が確実に受けられ、

今後10年間の売電単価も42円で保証される。

というもの。

4月1日以降になってしまうと、売電が34円になるかもしれない。そして、

その後も毎年下がり続けるので、導入するなら、今しかない。という話。



全ての説明を受け終わった頃には、例のごとく、父親は、すっかりとその気になっている。

すぐに契約しましょう。と言い出しかねない状況に、

話は良く分りました。こちらでいくつか確認したい点があるので、お返事、

3日ほど待っていただく事できますか? と聞いてみる。

営業マンの答えは、

3月31日よりも1週間以上前には、全部終わらせるつもりで進めないと、

何かあった時にリカバリーできない。と言う。

結局は1日でも早く返事を下さい。という事で納得。

(おばちゃんの時は、こういう話でだけでも30分はかかった・・・)



いろいろ聞いた限り、悪い印象はない。 内容的にも問題なさそう。

価格についても、駆け引きなしの一発勝負。これでダメなら引き下がります。との事。



屋根を見ずに帰えろうとするのが、気になったが、

設置方法から考えると大きな問題は無さそうなので、特に触れずにその日は終了。

(後日すぐに工事担当者を連れて来て、採寸と設置可能かの確認をしていった)



本当は、この日、

すぐにお願いしても良さそうな内容だと思えた。

価格の面では、メリットは感じらずむしろ高いと思うが、

前回までの経験から、陸屋根への設置で、価格うんぬんという話は、

二の次と思っていたので、あまり深く考えない事にした。


結局、翌日には、返事をしたのだが、

導入を決めた一番のポイントは、やはり設置方法。

フォービスソーラーベースという設置台を利用した、アンカー無しで置くだけの設置。


サイトを見てもらえば分かるとおり、、

ソーラーパネルの下に風が入らないよう周りをカバーで囲って、あおりを防いでいる。

通常の設置方法と違って、パネルの角度が5度しか取れないので、当然、

発電効率が犠牲になるのだが、屋根に対して工事が一切不要なので、

そちらのメリットの方が大きいと判断。将来、撤去する時にも

補修工事は表面だけ最小限で済む。


次にメーカ。 長州産業のパネルで納得した理由は、

フォービスソーラーベースに搭載できるパネルのメーカーは、まだ少ないそうで、

京セラか長州産業かの選択しか無いと言われたので仕方なく。というのがひとつ。

もうひとつ(こちらが大きかった)は、

長州産業という、いままで聞いた事もない企業は、実はサンヨーの下請けからスタートした会社で、

OEM品のパネルを作っていた。という説明があった点。

前回の件で、いろいろ調べた中では、

サンヨーのパネルは評価が高く(値段も高かった)、今回の提案も、それと同等の、

効率の高い単結晶モジュール、しかも熱にも強いハイブリットタイプだという、

HITシリーズ(CS-233SJ01)を使うという。

設置可能な枚数は15枚で、出力は約3.5キロ。




まあ、本当に信用していいのか分らない点もあった。

設置角度が5度しか無いという事で、まずは、発電効率について。

営業マンの答えでは、ほんの数パーセント落ちるだけ。というあり得ない話だったので、

工事の人に、こっそりと聞いてみたところ、10パーセントマイナスぐらいだと思います。

との事。 10パーセントでも怪しいと思っているのだが、

以前検討したシャープのパネルに比べて、今回の長州産業のパネルの方が、

優れていると言う事で納得。なにより、

屋根に何の手も加えずにただ置くだけ。というメリットの方がずっと大きい。

また、

屋上の表面を覆っている防水層の、塩ビシートという薄い膜を破いてしまわないか。

という点について。

(前回のおばちゃん営業マンの一件の後に、太陽光発電の導入は諦めて、

築15年のボロボロの屋上に、塩ビのシート防水だけは100万円近くかけて施していた)



いくら風のあおりを受けないような設計になっていると言っても、

ただ置いてあるだけなので、

台風などの強い風が吹いた時には、さすがに横方向に力が掛かり、防水シートを裂いちゃうんじゃないか。

という心配。

これについては、営業マンも工事の担当者にも、そんな例は今まで無い。という話ではあったものの、

今後、よく見て行かなければいけないと思っている。




長州産業という企業の説明で、サンヨーと同じ技術をもっていると思わせた話や、

時間切れ直前という事で、一つ一つの機器や他のパネルの選択肢などについても、

提案をそのまま鵜呑みにしてしまった点など、いくつか反省点もあるが、

トータルでは、いままで来た営業の中では、もっともこちらの要求を満たしてくれた提案だった。





その他雑記として、

他のシステムは分らないが、

停電時、昼間は太陽光発電の発電により、普通に電化製品が使えると思っていたが、

実際は、パワコンについている1つのコンセントが生きるだけという事が分った。


営業トークの中にあった、4月以降の売電価格が34円になるかも。は結局38円に決定。


価格は、シャープのパネルより優れた旧サンヨーと同等の単結晶式という事で納得したものの、

やはり、基本的には補助金申請可能なキロワットあたり55万円には、全く収まっていないので、

ハッキリ言って高いと思う。




最後に、

政府の太陽光発電推進の動き。

東日本大震災で、あれだけの大事故を起こし、何の収束も出来ずに、

被害拡大しないようただ現状維持を続けるしか手立てが無いにもかかわらず、

その原因調査すらしない規制委員会、政府、東電、そして動けない検察。

建設時に津波被害の進言を無視した東電や政府のメンバーの誰ひとりとして責任を負わず、

さらには、原子力政策の見直しをさせないために、

太陽光システム導入への補助金の縮小。売電価格の縮小を続けている事などなど、

いろいろ理不尽な点には、憤りを感じる。


人口も産業も成熟しきった日本では今後、電力需要は減少する一方だから、

国が原子力ムラに払う費用を、自然エネルギー発電の普及と、

企業や家庭へのソーラー化、LED化の推進にまわせば、電力問題など無くなると思うのだが、、、、

子供でも分るような事が、なぜ、行われないのか、、、



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テーマ: 太陽光発電のある暮らし -  ジャンル: ライフ
by kunisan  at 15:20 |  太陽光発電 |  comment (3)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments

参考にさせていただきます

こんにちはKunisanさん

最終章Upお疲れ様でした
太陽光の設置お疲れ様でした
発電量が計画通りかお伺いしたいところですが、個人的な情報となるので推測の範囲にとどめさせていただきます

最終章に記載されていたように、我が家の設置のもう一つ踏み切れ無い点が『停電時の使用』なんですよね

売電よりもオール電化故に日常使用+αで余った分を売電などと都合のよい考えでいたのですが、勉強不足な点を棚に上げさせていただいて、通常使用、停電時の使用がいまいちよくわからないのですよね、仕組みが…(汗

更に調べて我が家の設置目的に合うようなら大枚をはたきたいと思います

ただ今回の設置方法は自身も存じ上げませんでしたので設置工法として有力になりました

一年にわたる投稿お疲れ様でした
そして有難うございました

Ega

by EGA 2013/05/21 11:52  URL [ 編集 ]

実際の発電量について

実際の発電量については、
一番気になるところですので、何ヶ月かしてアップできるようでしたらアップしたいと思います。

停電時に、自分の家だけは太陽光システムのお陰で、
普通に電気が使えると思い込んでいた点や、室内への取り付け器具をロクに検討もしないまま、
言われるままに入れてしまうなど、終盤になって脇の甘さが目立ちました。

また、10年経った後に、パワコンの交換が発生することは分かっているのですが、
一番の疑問点であったパネルの動作保証の目安になる出力値の低下について。
この家の場合、いったいどの値が規定の発電量であり、
いったいどの季節にどの位まで落ちたら故障と考えるのか。
その点について、
すっかり確認をするのを忘れてしまっていました。

しばらくは毎月の発電量を記録しておいて、
発電量が本当に予想とあっているのか? 検証したいと思います。

また、
太陽光システムを導入したからには、
発電している昼間の時間帯に、二十数円で買っている電気の使用をできる限り減らして、
なるべく42円の売電に回るようにしたいところですが、
なぜか父親のところは待機電力が大きいのです。
その点から解決しないといけないですね。
by kunisan 2013/05/24 14:59  URL [ 編集 ]

No title

こんばんはKunisanさん

コメントをお返しいただき有難うございます

今後も時折ブログを拝読させていただき参考にさせていただけるところは参考にさせていただきます

by EGA 2013/05/24 23:08  URL [ 編集 ]
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