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【 湖水地方(ホークスヘッドとニアソーリー村) 】

 ■■ イギリス 3日目 後編 ■■

 



2006.8.9(水) PM2:00
ホテルの駐車場に、置きっぱなしにしてあった車に戻って出発。
湖の対岸にある、ピーターラビットの舞台。 ニアソーリー村に向かう。

ウィンダミアからニアソーリーの地図  地図:ミシュランルートマップ

ウィンダミア湖は、南北に細長い湖。 対岸に行くために、湖に沿って北上する。 
途中、
湖の北端に位置する町、アンブルサイドの湖畔近くの、
ウォーターヘッドという場所の手前で渋滞にハマる

さすがに、
トップシーズン真っ只中の、トップクラスの避暑地。  のんびりと構えるしかない。
ただ、
日本に比べたら、ヨーロッパの観光地の混雑というものは、
それほどひどくないように思う。

 

渋滞を抜け、ようやく走り出す。 20分以上のタイムロス。

ドライブ ドライブ 
しばらくは、新緑の美しい林の中を走るが、すぐに視界が開け、道は丘の中を走る一本道となる。

道は、地形に合わせるように敷かれており、
クネクネと曲がったり上下したりしている。

日本だったら、、丘を削って真っ直ぐにしてしまうところ。
こちらの方が、ずっと良い感じ。

ドライブ ドライブ
とにかく、周囲の景色が素晴らしい。 とても快適なドライブ。 ただ一点を除いては。。。

 

その一点とは、
道が狭いのである。 アンブルサイドの手前で左に曲がったあと、さらに、
ニアソーリー村へと向かう道に入るのだが、この道が、実に狭い

上の2枚の写真に、その様子が写っている。

1.5車線分ぐらいしかない道幅に、
真ん中にセンターラインを引いて、強引に対向車線を作っている
しかも、道の左右には、羊止めだと思うのだが、
石を積んだ壁が立っていて、ちょっとでも触ると、車がガリガリに傷つきそうである。

日本のガードレールと違って、「当たったらタダでは済まないかんね!」という
プレッシャーが凄く、怖くてギリギリには走れない。
さらに、草や木が所どころに、もじゃもじゃと生えているので、余計に道を狭くしている。

結果、対向車が来ない間は、センターラインをまたいで走るようになる 。
ところが、、、 
ここは、ピーターラビットの舞台。世界的な観光地。  カーブを曲がると、 突如!
目の前に、壁のように大きな観光バスが、現れるのだ。。。(^_^;)

PM2:50
なんとか、無傷で、ホークスヘッドにたどり着く。 予定時間より30分以上オーバー。

ホークスヘッド (Hawkshead)の駐車場付近  ← ホークスヘッドの駐車場付近。

ホークスヘッド(Hawkshead)という町は、
「白壁の町」、「ビアトリクス・ポターの資料館」、「詩人ワーズワースの通った中学校」で有名。

観光バスも停められる大きな駐車場があり、
トイレ、ショップ、レストランなどの施設も充実している。

駐車場に面した、大きなショップには、おみやげ品だけでなく、
地元で作られている(?)と思われる、オリジナルブランドの、
ハイキングや登山用品などもたくさん売られあている。

いままで走ってきた細い道の先にあるなどと思えないほど、大勢の人で賑わっていて、
この辺り一帯の、観光の拠点になっているようだ。


さっそく、町の中へと入ってみる。

ホークスヘッド (Hawkshead) ホークスヘッド (Hawkshead) 
なるほど、評判のとおり、白壁の家が、所狭しと建ち並ぶ、可愛らしいまち並み。 まるで、
町全体が、小さなテーマパークのよう。 

まちの中は、基本的に車の乗り入れが制限されているようなので、
子供連れでも、安心して散策できる。

町としては、とても小さく、歩くだけなら10分もあれば、ぐるりと一回りできてしまいそう。

 

スペイン南部にある白い村も、そうだったのだが、白壁には、花がとても映える。
特に、このまちは、
黒いスレートという石の屋根と、白壁とのコントラストが、はっきりしていて、
まち全体が、モノトーンの雰囲気を、かもし出しているので、
赤や黄色など、色とりどりの花の色が、より一層、華やいで見える。

ハンギングの花  ホークスヘッド  ← まるでお花屋さん?? 
駐車場の横にある、ショップ前の大きなハンギングも、カフェの花も凄い。、

イギリスは、どこへ行っても、本当に花をきれいに飾ってある。
とても感心する。

 

散歩中 散歩中 
歩いていて、犬の散歩姿が、異常に多く目に付く。

散歩中 ホークスヘッド (Hawkshead) 
犬連れの観光客が多いのか? 地元の人が、みんな犬を飼っているのか(笑)? 分からないが、

小さな町の中にも関わらず、犬をたくさん見かける。
(犬や猫を見つけると、つい、カメラを向けてしまうので、結構忙しい) (^^)

 

ウィンダミアもそうだったが、この町を歩いていて、つくづく感じることがある。 それは、、、
イタリアの観光地などと比べて、この国の観光地は、なんと品の良いことか。

避暑地というのは、
軽井沢なども同じで、訪れる人たちの質が違うのだろうけれど、避暑地以外でも、
 ここイギリスの、、、
田舎にある観光地は、どこも、本当に、
道行く人たちが、全員、お行儀が良い感じがして、
とても安心できる雰囲気に溢れている。

車を運転していても、常に「お先にどうぞ」という感じで、
「我先に!」といった、ギスギスした感じは、まったく無い。

イギリスの田舎は、本当に素敵なところだと、つくづく思う。


ホークスヘッド (Hawkshead)  ナショナルトラストのプレート 
テーマパークのように可愛らしい、このまちにも、落ち着いた感じの観光客が多い。

ビアトリクス・ポターギャラリーの建物には、
ナショナルトラストが管理している事を示すプレートが貼ってある。 

ホークスヘッド (Hawkshead)の花 ホークスヘッド (Hawkshead)の花 
普通の住宅が並ぶ、小路にも、きれいな花が溢れている。


ハンギングの花 ホークスヘッド (Hawkshead)の花 
小さなホテルに飾られている、大きな大きな美しいハンギング。 日本では、めったに目にかかれない


散歩中 ホークスヘッド (Hawkshead) 
飼い主休憩中につき、待機中の二人(二匹)。 カフェを出入りする人たちに、愛嬌を振りまいている

カフェの入り口に置かれた、日本語の看板から、日本人観光客が多い事を想像させる。


ホークスヘッド (Hawkshead) ハンギングの花 
カフェのテーブルをよく見ると、結構みなさん、昼間っからビールを飲んでいる。

レンタカーの旅で、唯一残念なことは、、、移動中ビールやワインが飲めないこと。


散歩中  散歩中  散歩中
散歩中。

散歩中  散歩中  散歩中 
散歩中。 (みなさん、品がある方(犬)たちばかり

ホークスヘッド (Hawkshead) 学校   
詩人ウィリアム・ワーズワースが、通ったと言われる「ホークスヘッド・グラマー・スクール」。

現在は、学校としてではなく、博物館になっているのだが、
ワーズワースと言われても、ラジオCMで名前を聞いた事があるだけなので、
「ふう~ん、そう」という感じ。

ただ。
彼が通ったのは1780年ごろ。 そして学校ができたのは、
それよりさらに200年も前の事だったらしく、
その長い歴史には感心する。

調べてみると、イギリスのグラマースクールというのは、
ものすごく長い歴史があるようで、元々は、
ラテン語を教えるために作られたらしい。

ワーズワースが通った頃には、教える内容も変っていた思うのだが、
当時は、学校に通えたのは裕福な家の子供だけで、
そうでない子供たちは、労働力として家族を支えなければいけない時代だったらしく、
学校へ通う余裕はなかったとのこと。

自分が生きている時代が、
どれほど恵まれているかを、あらためて気づかせてくれる。

ハンギングの花  ← ハンギングのお花、紫色がポイントだと思う。

小さな町で、さほど見所があるわけではないと思うのだが、
観光客であふれているホークスヘッドの町。

きれいな花やカワイイ犬たちを、たくさん見せてくれたので、とても満足。
ただ、
太陽が雲にかくれてしまうことが多く、
いまひとつ、花がきれいに写らない事だけが、ちょっと残念。

PM3:50
ホークスヘッドを後にする。

 

ニア・ソーリー村 ヒルトップ ニア・ソーリー村 
PM4:05
町を出て、ほんの数分、ウィンダミア湖の方へ向かって走ると「ニア・ソーリー」という小さな村に着く。

ここに、ビアトリクス・ポターが晩年まで暮らし、また、
ピーターラビットの舞台にもなった「HILL TOP」と呼ばれる農場がある。

小さな駐車場があり、中は見学できるようになっているのだが、
残念ながら、到着わずか数分前に閉館。

レンタカーの旅では、事前調査がやや甘くなるので、
こういう事は、多々あるのだが、
それにしても、
夏のトップシーズンに、午後4時閉館は、早すぎるでしょ。
8時過ぎてもまだ明るいのに。

まあ、
イギリスのガーデニングなどは、もっと短くて、
週3日間だけ、しかも午前中だけオープンなんていう所もたくさんある。
個人所有の庭を開放していたり、自然を守る為に、あまり多くの人を入れない。など、
いろいろ事情があるのだろうけれど。。。

仕方ないので、周りを少し散歩してみる。

ニア・ソーリー村 ニア・ソーリー村
なだらかな丘に沿って広がるニア・ソーリー村。 広大な緑の中に、ポツリポツリと家が建っている。

ニア・ソーリー村 ニア・ソーリー村
静かでとても素敵なところ。

ニア・ソーリー村 ニア・ソーリー村
小さなB&Bのホテル。 きれいな花がたくさん飾ってあり、すごく絵になる。 (天気がもうちょっと良ければ・・・)

 

ニア・ソーリー村のポスト  e23-P1030846-1200.jpg
古いポストに、きれいな花。  ポストには「GR」の文字。ということは、
ジョージ5世の時代に設置されたという事。いまから80年以上前のものだ。

PM4:30
湖水地方の観光は、これにて終了。 今日の宿のある、チェスターへ向かう。

map  地図:ミシュランルートマップ

およそ190キロの行程。

やや道を間違えつつも、湖水地方から出ると、高速M6号線に乗り、ひたすら南下。
リバプール、マンチェスターといった大都市を横目に見ながら
ウェールズ地方の、北の入り口に位置する、
中世の城壁都市「チェスター」へと車を走らせる。

時間に余裕がないので、途中はトイレ休憩のみ、写真も無し。

 

PM7:30 ホテルに到着。
Crowne Plaza Hotel CHESTER」は、まち中に建つ大型のシティーホテル。
ロビー周辺の雰囲気から、単に宿泊だけのホテルではなく、
宴会や会議、講演会などにも使われる
総合的な大型ホテルという印象を受ける。

フロントで教えてもらった駐車場の入り口へと、車を進めると、
建物の屋上が駐車場になっている。
これだと夜間に車を荒らされる心配が少ないので安心。

思っていたよりも、立派なホテルに、やや恐縮しながら部屋に入る。

クラウン・プラザ・チェスター ホテル クラウン・プラザ・チェスター ホテル
部屋は、ごく一般的なシティーホテル。 ベッドメイキングだけ若干今風だが、他は特徴なし。
室内はとてもきれい。 広さもこれだけあれば十分。

クラウン・プラザ・チェスター ホテル  クラウン・プラザ・チェスター ホテル  クラウン・プラザ・チェスター ホテル 
洗面・浴室もオーソドックスなスタイルだが、必要なものは、全て揃っている。 なにより清潔で良い。

浴槽のカーテンレールが、外側に膨らましてあるのは、ちょっとした工夫。
シャワー時に、カーテンが体にまとわり付きにくくしてある。

 

荷物を解き一息つくと、レストランを探しに、町へと出てみる。

チェスターのまち チェスターのまち 
ホテルから、まちの中心までは、歩いてほんの5分ほど。 メインストリートには、
チューダー調の建物などが建ち並ぶ。

このまちも、まるでテーマパークのよう。 町のシンボル的な時計の下まで行ってUターン。

チェスターのまち 
時間が遅いせいなのか、人影まばらで、ちょっと寂しい。

ココ!といったレストランも見つからないので、
ホテルのレストランに戻って、食事をすることにする。

 

夕食 ホテルのレストラン 夕食 ホテルのレストラン 
PM9:00 ホテルのレストランは、大きく、何でも揃っている。 なにより、
この時間からでも、きちんと食事ができるのが良い。

(テーブルにケチャップやらマヨネーズやらが置いてないのも良い) (^^)

バーとして、お酒を飲んでいる人たちも多く、雰囲気も落ち着いている。
値段も、まあまあ、良心的といったところ。

イギリスの食事のレベルは、まったく信用していないので、
例え、ホテルのレストランといえども、ここはシンプルに、
肉を焼いただけのステーキを注文。 これなら外すことはない。 (^.^)

(実はイギリス、、、ステーキは結構おいしいのです)

今日は、ワインで乾杯。


PM11:00 就寝 。。。。。

 

テーマ: イギリス旅行 -  ジャンル: 旅行
by kunisan  at 15:20 |  イギリス編 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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